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松本晶平の毎月月記2021年9月号

問屋キングブログ 「松本晶平の毎月月記・・・毎月1回ですが、いろいろと思ったことを取り留めもなく・・・(^_^;)」


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いつも有難うございます。
スポーツの祭典オリンピックは終われど、(パラリンピックは9月5日迄)コロナ感染者はますます多くなり、終息がなかなか見えない状況になっています。個人、企業ともそれぞれ、様々な対策を講じ、迅速で適正な対応を迫られています。ビジネス、商いにおいも早急に現実に合わせたベストの方法にて行動しなければ大変な事になるとの思いを強く感じるところです。当社関係の企業様は出来る限り、最善の対策をと一生懸命に考え、行動されている事でしょう。しかし、更にその上を行く何かを考え進んで行く事を覚悟しなければならない事態です。限界まで来ているのではと悲壮感を持ちながら、それでも一生懸命に努力をされ、頑張っておられます。

メガバンクのレポートではアパレル業界を取り巻く環境は大きく変化し、持続可能なビジネスモデルへの転換が必要との報告が出ています。国内のアパレル小売市場は1991年の15.3兆円をピークに2020年初頭に8.6兆円と縮小トレンドで推移、供給量は逆に20億枚から35.7枚と増えている。大量生産、大量消費が今後の課題として*コロナ禍で浮き彫りになり、是正が求められており、適量生産が重要になるとの事です。確かに安くて良い商品が出来、価格はより安価になっており、販売数の上昇と店頭単価が反比例している事が見られます。即ち、安価な商品が大量に販売される事が更に加速し、ビジネスが疲弊し続ける。(*外出自粛や消費減退)それ故、”大量生産・大量販売・大量廃棄”から脱却し、生産・販売過程におけるトレーサビリティを確保して、持続可能なビジネスモデルへの転換が求められるとしています。

先日、お会いした量販メーカーの社長は「来年の商談は今年のコストより間違いなく15%アップする」と、「生産と市場とのギャップが生じ、提案ができなくなっている」と話す。
実感として企画、生産されているメーカーさんが激変するのではと心配しています。
以前から申し上げていますが、市場と生産のギャップが広がり、正確な仕入先の情報が必要となります。

これからもっと取り組み型の商談が多くなり、ビジネスが新展開になるかと考えています。
あくまで私の憶測です。皆様はどうお考えでしょうか。

 

 

 

大阪船場流通マート株式会社
代表取締役 松本晶平

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