いつも有難うございます。
6月度の商談会は今迄とは違ってこれからの課題を考えさせられる事の多い商談会となりました。商品は明らかに昨年より原価が上がっております。コストアップや円安、その他の要因で提示価格が上昇しております。当然、仕入れに影響があり、景気の動向、天候の問題などを加味し、品揃えの変更もせざるを得ない状況との話も聞こえていました。
コストアップは今迄とは違う次元との声もあり、その対策及び対応の良い情報や意見を聞きたいと。今、現状で何が課題なのか、そんなお話も有り、特にこれからの夏本番商戦の対策を模索されていると言ったそんな感じでした。
特にカントリーリスク、そして為替、そして内需と身近な事以外、我々のビジネスにおいて気にしなくてはならない事項も段々と難しく、売れ筋を品揃えするだけでは無く、今後は世情を把握しながらビジネスを気遣いしながら、日々の商売をしなければならない事で何か大変な時代に突入した気が致します。一番インフレが進んでいるイギリスの人々はどう考えているのか聞きたい気持ちです。
いや!そんなに難しく考えるのではなく、単純に売れ筋を追求し、値打ちがあり、価格訴求出来る商品をタイムリーに提供し、お客様に喜んでいただくという基本を守る事を主軸として行動する、原点に返るべきか、それで対応できるのかなどと様々な事を考えさせられる今日です。
特に今回目立ったお客様の行動は新商品を積極的に仕入、売場を変更し、新鮮を打ち出す事を重視される方が多かった事でした。数十年続けてこられたベテラン店主さんは色々なご対応でお店を続けて来られたのを想像できるようなご対応だったように思います。
どちらにしても何かすっきりしなくて見通しが少し難しく考える事が多い今後になりそうです。模索しながら、OSRも頑張るしかないのだと自覚しております。
代表取締役 松本晶平