いつも有難うございます。
11月初旬の商談会に於いて、特筆すべき言葉は「本当に久し振り」でありました。
それも2年ぶりのお客様にご来店いただいた事、仕入ご担当の方は勿論ですが、滅多にお目にかかれない経営者の方々も多くご来社いただき、様々な店舗の仕入活動で必要とされる商品調達がOSRで充分可能だとのお褒めの言葉を頂く一方、当社が改善すべき課題についてのご批判もいただく事が出来ました。
会員メーカー様の課題は海外からの調達がスムーズにいかず、情報もスムーズに連携出来ず
魅力的な商品企画、品揃えや品薄についての部分、価格の高騰についての部分などです。
これはコロナ禍による不況にもかかわらず、世の中の物やサービスの価格(物価)が全体的に上昇するいわゆる「スタグフレーション」になるのではとの危惧も多く、警戒しながら、身近な経済環境で注意深く観察しながら日々の商売につなげて行くしかないでしょうし、現実として商品の調達価格は諸問題(原材料、人、物流)で経費が高騰し、メーカーさんとしても本当に頭の痛い事で、価格が上がる事でこれが消費にどう影響するのか心配するばかりです。
これから一年は海外で再発しているコロナの第六波か、或いはアフターコロナか今後の流れを読み、次のビジネスに生かし、軽々に判断せず、次の傾向を出来る限り詳しく、観察した上で焦らず、次の活動に慎重につなげて行きたいと考えています。
今は50年以上前の流通革命と言われた時代に少し似ていて、大きく時代が変わる感じが
私自身、勝手にしています。商品の品揃えが変わり、仕入れ方法も変わり、立ち位置も変わり、商圏も変わり、競合も変わり、・・これが身近に迫っている気がして仕方がないのです。
逆に申し上げれば、チャンスが生まれる時代かも知れません。本当に勝手な発言ですが、
これも70年以上生きて来て、色々と経験している人間の意見として聞いていただければ幸いです。
でも、数多くの方々とお話し、様々な情報の中での集約として、聞いていただければ幸いです。
ことしもビジネスとしては残りあとわずか、年末商材のお仕入れをお待ちしております。
代表取締役 松本晶平