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松本晶平の毎月月記2024年7月号

問屋キングブログ 「松本晶平の毎月月記・・・毎月1回ですが、いろいろと思ったことを取り留めもなく・・・(^_^;)」


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いつものご贔屓感謝致します。

梅雨時期なのに未だ本格的に突入ではなく、例年より季節が不順であり、だらだらと、そして激しく、局地的に大雨や雷雨、その上、線状降水帯が発生し、交通網が乱れるといった状況が多発しています。これも地球温暖化のせいでしょうか。ほんと、大変です。梅雨の合間のカラットした夏日の期待に反する様に、我々の商売もその様で、季節通りに伸びなくて、試行錯誤の連続、経営者は上空(景気動向)を見ながら、足元難しい舵取りをしながら、毎日毎日を一生懸命コツコツ地道なビジネス作業をしている所だと推察致します。

目下、大きく変化している事は為替の影響で例年と同じ価格での仕入れ販売が難しく、特に値頃品の仕入れに苦慮している現状が表面化しています。もちろん、特価商材も大事ですが、全般的に新しい商品を積極的に仕入れ販売されている店舗が明らかに増しています。メーカーの商品鮮度、若しくは新商品、そして今迄とは全く違う商品を提供する事は従来品の様に基準価格に左右されないので、円安対策として有効性があり、それ故、販売店の価格アレルギーを和らげ、在庫を適正調整しながら、数より鮮度へと大きく仕入れテーマを変化させています。また、販売店も来店客の増員は困難との事から、客単価は出来る限り下げない方向での品選びされているのも事実です。商品生産、調達がメーカーサイドから変わりつつあり、以降はもっと変化する可能性が大です。

流通も大都市に大手海外工場の出店機関や越境ECなど今迄に無い調達方法が表面化、何時の間にか、それが当たり前になるそんな年が今年の秋からと想像しています。企画生産から卸し、仕入れ、販売が今迄とは違う流れとなり、価格とは品質とか大きく変化すると幾度と申し上げておりますが、今秋から様々な情報や商品が流れ、本格的な商流になると考えています。

環境下、それに対応しなくては健全な経営が出来なくなると考えて、勉強しております。いいお話がありましたら、お聞かせいただきたく、商談会場でお待ち致しております。

 

 

 

大阪船場流通マート株式会社
代表取締役 松本晶平

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